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テンプレート:独自研究 テンプレート:出典の明記 機動警察パトレイバーの登場メカ(きどうけいさつパトレイバーのとうじょうメカ)では、アニメ漫画機動警察パトレイバー』に登場する架空のメカである、レイバー・車両・航空機などの各機について、詳細に説明する。

概要 編集

文中の登場作品名の詳細は、以下の通り。

文中の略称企業名の詳細は、以下の通り。

  • SEE - シャフト・エンタープライズ・ヨーロッパ
  • SEJ - シャフト・エンタープライズ・ジャパン
  • SEUSA - シャフト・エンタープライズ・USA(アメリカ)
  • SSS - シャフト・セキュリティ・システム
  • HSS - ホリ・セキュリティ・サービス

文中の装甲材質名の詳細は、以下の通り。

  • FRP - 繊維強化プラスチック
  • FRM - 繊維強化金属
  • FRC - 繊維強化セラミックス
  • CFRP - 炭素繊維強化プラスチック
  • CFRM - 炭素繊維強化金属

警察用レイバー 編集

95式(警察用) 編集

警視庁警備部特科車両二課所属の警察レイバーである。劇中では「95式」とのみ呼称されるが、民間作業用からの改装レイバーである事から、ここでは便宜上「95式(警察用)」とした。一般的には後継の「96式改」に倣い「95式改」の名称で呼ばれる事も多い。原型となったレイバーは1995年のモデルで、愛称は「ゴリラ」。

漫画版における初代パトレイバー。第一小隊で最初に採用された車両であるが、冒頭の時点で既にかなりの旧式であり、ヘラクレス21クラブマン ハイレッグなどの新鋭レイバーの強力なパワーには対応しきれず、歯が立たない状況が続いていた。ただし、旧式ながら五本指のマニピュレーターを持ち、警棒などのオプションを使用する事も一応可能である。両腕にはOVA版の98式と同デザインのシールドが装備されている。第1巻の早稲田の警察予備校には同じ車両をベースにした教習用のレイバーがあり、2巻ではそれらの原型車両と思わしき民間のレイバーが登場している。「95式」に関しては製造メーカーの名称こそ明らかになっていないが、この民間のレイバーには篠原重工のトレードマークがあることから、「95式」も篠原製である可能性が高い。

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96式改 編集

警視庁警備部特科車両二課所属の警察レイバーである。

漫画版において第一小隊に二番目に配備された車両である。第1巻で甚大な損傷を受けた95式に代り、第2巻より登場。1号機には石和巡査部長、2号機には古賀巡査が搭乗した。95式より外観にいくつかの細かい差異はあるものの、基本的には同系列機のマイナーチェンジ版の様で、抜本的な進歩があるわけではない様子である。主な特徴としては、腕部に電撃端子を装備している点がある。

旧OVA版、及びテレビアニメ版に登場する「アスカ」とは外観こそ異なるが、ほぼ同様の役割に相当する。漫画の作品中では95式と96式のはっきりとした関係性は明示されないが、これも映像版におけるアスカ95式とアスカ96式の関係(後述)に準えるものと思われる。

怪物「廃棄物13号」と格闘を繰り広げたり、第6巻にて無傷で帰って来るシーンがあったり、第13話のシバ シゲオの「96式の性能じゃ手に余る事件が増えている」と言う台詞から、アニメ版の「アスカ」と違い結構長い間良い働きをした様子である。第14巻にてAVS-98へ機種変更され退役したが、オーバーホールされた後どこかで使用される事が決定していた模様。

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96式ASUKA MPL(きゅーろくしきあすかえむぴーえる) 編集

機体諸元
96式ASUKA MPL
形式番号 ASUKA96MPL
製造 篠原重工所沢工場
全高 5.62m
全幅 4.32m
本体重量 6.08t
全備重量 6.89t
最大起重 1.20t
最小回転半径 5.20m
装甲材質 強化スチール
発表 1996年12月
装備 スタンスティック
発煙弾、照明弾、催涙弾各2発

篠原重工所沢工場製造、警視庁警備部特科車両二課所属の警察レイバーである。(形式番号:ASUKA96MPL)

旧OVA版、TV版に登場。

原型車両は篠原重工所沢工場製であるが、MPL型への改修は八王子工場が担当した。

篠原重工が10月に発売したASUKA95SSL“大将”を警察用に仕様変更した機体。特車2課が新設された際に「とりあえず」といった形で納入された。

性能は通常のSSL型とほとんど同じで、装甲が強化された代わりに軽快さが失われている。基本的には、前年に発売されたものの、バランサーの不備で僅か6ヶ月で販売停止となったアスカ95と性能面で変わりない。

配備された時点で既に、違法改造された犯罪者のレイバーには太刀打ちできない状態だった。

押井守が『パトレイバー』の主役機の方向性として当初提示した案が基となっている。結局は他のヘッドギアのメンバー達に説得され、押井が折れるかたちで出渕案のイングラムに譲る事となったが、押井の描いたラフ画をリファインするかたちで旧型機として本編に登場する事となった。無骨でズングリとしたキャラクター性は、本編でもそのまま生かされている。結果として、脇役としてスタイリッシュな新鋭機のイングラムと対比させる事で、レイバーの世界観を広げる事に一役買う存在となった。

なお、形式番号のMPLとは「Mobile Police Labor」もしくは「Metropolitan Police Labor」の略である

  • 旧OVA版
    特車2課第1小隊に配備されている「初代パトレイバー」。
    民間で使用されていたものを中古購入して警察用に手を加えただけの「セコハンレイバー」。他社の強力な新型作業用レイバーに太刀打ちできるような性能ではなかった。
  • TV版
    特車2課第2小隊に配備され、太田功巡査が搭乗した。
    第1小隊からの「お下がり」として配備されていたが、第1話で大破。それが最後の出動となり、退役した。カラーリングが旧OVA版と大きく異なる。

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パイソン 編集

機体諸元
パイソン
形式番号 MPL-97S
製造 マナベ重工
全高 7.80m
全幅 4.85m
本体重量 7.25t
全備重量 7.85t
最大起重 2.60t
最小回転半径 5.90m
装甲材質 強化スチール
発表 1997年8月
装備 スタンスティック
専用シールド 他

マナベ重工製造、警視庁警備部特科車両二課所属の警察レイバーである。(形式番号:MPL-97S)

TV版に登場。

大出力、重装甲で高い評価を得たMPL-97 サーペントを、現場の声を汲み上げて装甲・操縦系を中心に改良された機体。 レイバー業界では後発だったマナベ重工だったが、特車2課で使用されることによる宣伝効果を期待し、次期MPLとして廉価で提供された。

専用の大型シールドと頭部フェイスプレートを装備し、グレー系のカラーリングと合わせて機動隊員を思わせる威圧的な外観をしている。

AV-98同様に人間形態で、配置当初は最先端のレイバーであったが、わずか1年遅れで実用化されたイングラムと比較するとさまざまな面で劣っている。

特に、イングラムが指先の駆動方式にリニアアクチュエーターを使用し、人間に可能な動きの大部分を行えるとされているのに対し、パイソンの指部はワイヤー制御であり、握る・開くといった大雑把な動作しか行うことが出来ないとされる。

  • TV版
    特車2課第1小隊に配備され、1号機には五味丘務巡査部長、2号機には結城巡査が搭乗した。五味丘巡査部長はこの機体で格上のヘラクレス21に勝利した。
    TV版においては「初の警察専用レイバー」というキャプションは、AV-98ではなくこちらに与えられている。
    SRX-70、AVS-98と、度々機種変更の危機にあいながらも使用され続けていたが、2000年2月、AV-0ピースメーカーの導入をもって退役した。

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イングラム 編集

本作の主役機とそのバリエーションはここに含まれる。

以下の機体については「イングラム (機動警察パトレイバー)」を参照

  • AV-98イングラム
    • 98式AVプロトタイプ
    • イングラム・エコノミー
    • イングラム・スタンダード

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試作パトレイバー 編集

機体諸元
試作パトレイバー
形式番号 SRX-70
製造 SEJ
全高 7.90m
全幅 4.40m
本体重量 5.90t
全備重量 6.15t
最大起重 2.85t
最小回転半径 4.00m
装甲材質 繊維強化プラスチック
装備 42mmオートカノン
20mmバルカン砲

SEJ製造、トヨハタオートが販売(OEM製品である)の警察用試作レイバーである。(形式番号:SRX-70)

TV版に登場。

パイソン退役の方針に伴い第一小隊の次期パトレイバーとして提案された機体。しかし企業側 (SEJ) の狙いが、この機の警察運用を通して集めた実戦データを軍需産業に流用することであることが発覚。最終的には南雲警部補の機転(「太田巡査を専任パイロットにするのなら、配備しても構わない」)によりこの機の導入案は廃止される。その後は一般警備用に向けて改修しSR-70(サターン)として市場に出される。(後述)

イングラム同様のスマートなスタイルと、およそ警察用とは言いがたい重武装を持った機体である。

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ロードランナー 編集

神奈川県警交通機動隊所属の交通管制用レイバーである。正式名称は「99式装輪レイバー」。

劇場版2に登場。 神奈川県警交通機動隊内に設立されたレイバー隊にて採用されたパトレイバー(現在のところ他での採用は確認されていない)。作業用のマジックハンドと足先に8つのタイヤを持つ。レイバーといっても、その名の通り「装輪」タイプの車両であって、移動手段は歩行でなく車輪による走行である。高速移動モードでは近未来的なパトカー然としたスタイルに変形する。

ドライバーと指揮官の二名が搭乗可能な複座式の胴体は伸縮式の脚部によって支えられており、これを引き伸ばす事によって渋滞時の一般通行車両を跨ぐことで、それらを障害とすることなく速やかに移動することが出来る。

車体後部にエンジンを備えているが、これは発電用の物である。

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ロードモビル 編集

警視庁および神奈川県警等で使用されるレイバーである。

交通事故や各種の道路上におけるアクシデントに対応し、各所に設置されたワイヤー式クレーンやマグネットクレーンを駆使する事で、主に擱座したレイバーや一般車両の撤去作業に用いられる。

ロードランナーと同様に足先に8つのタイヤを持つ装輪タイプのレイバーで、移動も「歩行」ではなく一般車道の「通行」をメインとしている。やはり伸縮式の脚部によって周辺の一般車両を跨ぎ、渋滞時にも速やかに移動することが出来る。レイバーというよりは道路作業用車両然とした姿となっている。

劇場版2では2002年の段階でロードランナーと共に神奈川県警交通機動隊に配備されているのが確認できるが、時間軸上でそれより遡る2000年(昭和75年)が舞台の「WXIII」にも警視庁に配備のものが登場している。

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バトラックス 編集

ロンドン警視庁で使用されるレイバーである。『月刊ホビージャパン』1992年4月号に登場。

ロンドン警視庁を中心として発足した対レイバー犯罪用の機動警察隊「ビショップ」で運用された英国製パトレイバー。自国で開発、量産化を成功させたレイバーで、50体ほど生産された。もともとイギリスは国内レイバー産業に消極的だった事もあり、「ビショップ」の発足は2000年と他国に対し遅れをとるかたちとなった。

一般的なレイバーと比較してひと回りほど小さく、遠隔操作による無人起動が可能であるのが最大の特徴だが、反面機動性に劣り、やがては日本との技術提携による新型の機体へと機種変更が行われた。

全体的にITC風のデザインでまとめられている。

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AVR-0 編集

機体諸元
AVR-0
形式番号 AVR-0
製造 篠原重工八王子工場
装備 大型専用シールド
スタンスティック

篠原重工八王子工場製造の実験用試作レイバーである。(形式番号:AVR-0)

漫画版に登場。

AVRの「R」は、リファレンス(標準型)のRで、HOSの拡張機能である「HOS サテライト・アプリケーブル・ドライバ(HOS-SAD。衛星からの情報を得て自機及び任意の相手の位置を常に把握することが可能)」を用いた次世代HOSを研究するための実験機である。そのためシステムハードウェアの大部分は外部の管制車にあり、そこからのバックアップによって運用される。管制車なしでも運用可能だが、機能は大幅に低下する。HOS-SADに附随して一度ロックした相手をセンサーの有効範囲内から逃がさないようプログラミングされている。開発には数十億円が投じられたという。

基本的なインターフェイスはイングラムと同一だが、部品の精度は高く、機体性能は同機より上で、ソフトの処理速度も30%以上(ただし数値には根拠が無いが)速くなっている。また、シートには高級品が使用されており、居住性も向上している。デザインが零式に準じた形になっているが、パトライト類の有無以外に、頭部のデザインも額のセンサーに透明のカバーが付いている、カメラ内部の構造が零式はレーザースキャナーによる単眼方式なのに対し、AVR-0は中央のカメラの左右に小型カメラが上下に並ぶ五眼方式になっているなど細部が異なっている。

  • 漫画版
    内海に制圧された特車2課棟を奪回するため、野明が搭乗する。しかし長年イングラムを愛機とする野明には人工衛星によって目標を自動追尾・姿勢を自動変化させるHOS-SADは相性が悪く、使いこなせなかったが、バドはこれに対し困惑の様相を示していた。結果グリフォンを相手に上手く戦えず、最後に管制車を制圧されたためシステムを切られ停止する。動けないAVR-0のハッチをグリフォンがこじ開け、地面に手を着いた体勢で敗退した。ただし、グリフォンにBシステムの介入があったとはいえ、直撃を一度も受けていない。野明は本機に対し、自分の技量不足を心中にて謝罪している。また、カラーリングは白を基調とするが、全体のシルエットがグリフォンに通ずるものがあり、内海はその旨を伺わせる発言をしていた。

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零式(TYPE-ZERO) 編集

機体諸元
零式
形式番号 AV-X0
製造 篠原重工八王子工場
全高 8.32m
全幅 4.51m
本体重量 6.12t
全備重量 6.98t
最大起重 3.20t
最小回転半径 3.20m
装甲材質 炭素繊維強化金属
炭素繊維強化プラスチック
装備 大型専用シールド
スタンスティック

篠原重工八王子工場製造、警視庁警備部特科車両二課に納入が予定されていた純警察用試作レイバーである。(形式番号:AV-X0)

劇場版1に登場(ゲスト出演としてTV版第39話にも登場)。

AV計画におけるイングラムの後継機種としてハード・システムを根本的に見直して開発された。次世代OSであるHOS(Hyper Operating System、通称:ホス)の使用を前提として開発されたため、各部動作の大幅な効率化が図られ、格闘戦で楽々とレイバーを破壊できる高い能力を持つ。

他のレイバーを片手で軽々と持ち上げることのできる起重力と負荷性能を持ち、膝でレイバーを粉砕する頑強さも持つ。またこれは同時に、篠原重工のオートバランサーの水準の高さの立証ともなる。劇中では掴みかかったAV-98を片手で軽々抱え上げ、左腕をもぎ取る程で反応速度も大幅に向上している。搭乗方式が他のレイバーと異なり、コクピットの強度面を考慮し、開閉部を最小限に抑え、シートが下方にスライドするようになっている。また、マニピュレーターにも改良が加えられ、本来繊細に取り扱うべきマニピュレーター自体をあえて武器とするという「抜き手」という空手応用の技を持っている。これは従来イングラムにおいてリボルバーカノンの射出・格納に主に用いられていたアーム伸縮機能を格闘戦に転用したもので(もっとも、イングラムにおいても局面に応じてズームパンチや離れた所の物を掴むなど、使用者の工夫によって様々な使用が試されていた為、それらの稼動データを考慮してのものであると思われる)、マニピュレーターの機構自体はほぼ同様の物だが、この零式ではマニピュレーター自体の強度を大幅に増し、さらに指先を先鋭化させることで本格的な格闘武器とし、ノンオプション状態でも強大な攻撃力が備わっており、レイバーを易々と貫通し本機の代名詞的なアクションともなっている。劇中では使用される事は無かったが、設定上はスタンスティック等の各オプションを自在に扱う事も可能だったようである。また、開閉式の頭部には軍事技術を改良したレーザースキャナーを装備し、各種センサー類も格段の強化が施されている。ただし、野明いわく「何となく悪役っぽい」。本機は、運用にあたっての実戦データのフィードバックを期待した篠原重工の思惑もあり、純警察用レイバーとの位置づけながら、明らかなオーバースペックを有し、その開発投資費は98式等の従来のレイバーと比較にならない。

第1小隊に導入が内定しているが、ニューヨーク市警察にはひと足先に1999年5月より3機が納入され試験運用が開始されており、うち2機が稼動した。シバ・シゲオはその関連で一時的に米国へ派遣されていた。CLAT仕様のイングラム(TV版44話でシバ・シゲオの夢に登場)と同様のブルーとホワイトのツートンカラーで塗装されていたと言われている。だが、後述するHOSを原因とする一連の暴走事件を受け、3機とも回収され、日本にて全面改修を受ける事となった。

  • 劇場版1
    完成後、東京湾沖の洋上プラットフォームにて特車2課隊員による最終検査を受けていた。終盤、香貫花が乗り込み方舟解体作業中の第2小隊の危機に駆けつけるも、HOSに意図的に含まれたコンピュータウイルスが原因で暴走、太田の2号機を倒し、野明の駆る1号機と対峙する。98式では対応できず2機もろともプラットフォームから落下。零式は自重と98式の重量を片手で姿勢を立て直すも、背面に設置されているコンソールに野明がショットガンを撃ち込み、ようやく停止した。一連の結果制式化されず真価が常用において発揮されることはなかった。劇中では南雲と香貫花が搭乗。因みに野明はゲーム版では本機に搭乗する。漫画版でも本機と外観の共通するAVR-0に搭乗している。そういった意味では野明の後継機としての要素が少なからずあったと思われる。ただし、AVR-0と零式(TYPE-ZERO)は全くの別物と言える。
  • TV版
    第39話にて、電話中の実山の前に「AV-XO」の文字が入った段ボール箱と、1/60スケール程度の零式らしい模型がゲスト出演している。
  • クラッシュバスター
    日本での全面改修を受け、ニューヨーク市警察に3機納入されたAV-X0の制式タイプ。OSをHOSからLOSにバージョンダウンするだけにとどまらず、頭部の開閉型スキャナー機構を廃し、マニピュレーターは格闘戦よりも銃器の取り扱い易さを考慮したものに改められている。ケースレス式の44mmライアットマシンガンを採用している。形式番号は「AV-02」とも表記されるが、当然ながら2002年式である事を示す「AV-2」ヴァリアントとは別物。2000年制式採用「AV-0」の2型という位置づけであると思われる。零式の1/60プラモデルのパッケージでも「TYPE X-0」と併記して「AV-2」なる記載があり、2000年代以降の型式表記に関して一部の製作側も少なからず困惑していた状況が見て取れる。

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ピースメーカー 編集

機体諸元
ピースメーカー
形式番号 AV-0
製造 篠原重工八王子工場
全高 8.20m
全幅 4.45m
本体重量 6.10t
全備重量 7.00t
最大起重 2.80t
最小回転半径 3.00m
装甲材質 繊維強化プラスチック
炭素繊維強化金属
発表 1999年10月
装備 37mmリボルバーカノン
シールド
スタンスティック

篠原重工八王子工場製造、警視庁警備部特科車両二課所属の純警察レイバーである。(形式番号:AV-0)

TV版、新OVA版に登場。

「AV-X0(劇場版1に登場)」「AVR-0(漫画版に登場)」、そして「AV-X0-2(模型誌展開のバリエーション)」を経て、ついに完成した制式タイプである真の「ゼロ」。AV-98の後継機種。試験運用は99年9月から行われ、2000年2月より警視庁に配備され、特車2課第1小隊に3機が配備された。

イングラム以上に予算を度外視した機体で、センサー類・格闘性能等どれをとってもイングラムを凌駕するスペックを持つ。一方で、威圧的だった試作機の外観から印象を和らげるためにイングラムのフォルムに近付けるべくリファインが行われている。イングラムと同規格のリボルバーカノン(胸部に収納)やスタンスティック、専用シールドを標準装備している。マニピュレーターは零式同様の「抜き手」が使用できる(当初は設定資料の注意書きに「抜き手は無し」と書かれていた為にTVシリーズでの使用はなかったが、続編の新OVAシリーズでは惜しげもなく披露されている)。

「歩く特許」と呼ばれるほどに最新技術を随所に使用し、中でも人間の神経を模した「ニューロン・ネットワーク・システム」は、人間が注意しなくても機体が自動的に周囲の障害物を避けて損害を最低限に抑えてくれる。が、その反面レイバーの行動自体を少なからず制限(攻撃対象が一般住宅等を背にすると攻撃的な行動ができない)する事になり、それを敵に利用されると、ニューロン・ネットワーク・システムが稼働中のレイバーは行動さえできなくなる。ニューロン・ネットワーク・システムはある意味「諸刃の剣」である。AVR-0のHOS-SADと得られるメリットは似ているが、ニューロン・ネットワーク・システムはピースメーカー本体のみで完結しているシステムであり、より完成されたものであるといえる。

これらAV-0シリーズは、全作品通して零式(TYPE-ZERO)は除くが、一見扱いやすくはなったものの、100%パイロットの操縦下に置かれず、時には思い通りに制御できないレイバーという役割が与えられている。既に経験値が蓄積されているイングラムとの対比構造を描く事で、技術の進歩が必ずしも人間の「努力」と「根性」に勝るものではないというアンチテーゼの象徴として物語に登場する。

「ピースメイカー」ではなく「ピースメーカー」が正しい表記である。

  • TV版
    パイソンの後継機として特車2課第1小隊に配備され。1号機には五味丘巡査部長、2号機には結城巡査が搭乗した。
    あらゆる面でイングラムを上回る、まさに「究極のパトレイバー」として最終回間際に登場。これをもって、イングラムはついに「最新型」の座から降りることになる。
  • 新OVA版
    警察が使用するパトレイバーとしては優秀なニューロン・ネットワーク・システムだったが、グリフォン戦ではこれが仇となり敗北。同システムの致命的な欠点が露呈した。「究極のパトレイバー」の導入後、僅か2ヶ月後のことであった。
  • AV-X0-2 ゼロ(ピースメーカー試作型)
    本機に先駆けてロールアウトしていたといわれる試作レイバー(月刊「ホビージャパン」誌1992年4月号に登場)。零式との中間型とも言える機体である。ボディ部分は零式の意匠に近いが、頭部が制式配備型に近いものに改められているのが特徴である。また、この時点でニューロン・ネットワーク・システムを実装している。特車二課とは別に「警察内部に存在する非公式な特殊部隊」によって運用されたと噂されている。

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ヴァリアント 編集

機体諸元
ヴァリアント
形式番号 AV-2
製造 篠原重工八王子工場
装備 37mmリボルバーカノン
シールド
ナックルガード

篠原重工八王子工場製造、警視庁警備部特科車両二課所属の純警察レイバーである。(形式番号:AV-2)

劇場版2に登場。

2001年秋の特車2課再編時に配備された新鋭機。第1、第2小隊に3機ずつ計6機が配備された。この機の教習用(廉価版)として「レーア」という姉妹機体が存在する。

コクピットはイングラム・エコノミー方式に近く、クリアキャノピー越しの視界が確保され、内部スペースの広さもイングラムのそれよりは幾分改善が見られる。ただしエコノミー/スタンダードとは異なり、乗降は基本的に背部ハッチから行う。胸部に収納式スピーカー、両肩には収納式パトライトを装備。

フェイス部分はイングラムの標準仕様(1号機)に準じた意匠となっているが、バイザー機構は省略されている模様。また、イングラムでは比較的破損率の高かったブレードアンテナが頭部から肩(襟元)に移動している為、ヘルメット部分は突起物の無いシンプルな外観となっている。

武装はイングラム、ピースメーカー等と同じものを使用できる。リボルバーカノンの収納位置はピースメーカー同様左胸にある。この他に右腕に専用のナックルガードを取り付ける事ができる。 劇中での活躍シーンは特に無く、スペック面での詳細も不明。

  • 劇場版2
    劇中では、陸上自衛隊練馬駐屯地ゲート前での立ちんぼ(第二小隊機はキャリアに寝たまま)、その後自衛隊反乱部隊の攻撃ヘリコプター(ヘルハウンド)によって一瞬で大破してしまったため、特に活躍のシーンはない。

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マグナム 編集

機体諸元
マグナム
形式番号 AV-5
製造 篠原重工八王子工場
全高 8.15m
全幅 4.92m
装備重量 7.07t

PC-9801版ゲームソフト『PATLABOR OPERATION TOKYO BAY』に登場。警視庁警備部特科車両二課所属の純警察用レイバーである。(形式番号:AV-5)

イングラムやピースメーカーに連なるAV計画の新鋭機。特車二課第三小隊の発足と同時に配備された(形式番号から2005年度と思われる)。現時点でメディア上で発表された最後発のパトレイバーである。

それまでのAVシリーズの丸みを帯びたデザインとは違い、非常に直線的なデザインを特徴とする。ヴァリアントでコックピットへの搭乗方法が背部からに見直されたが、本機は再び前部からの搭乗となった。肩部のパトランプは元来の赤ではなく、赤と青の二色が配されたものに変更された。

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軍事用レイバー 編集

アトラス 編集

機体諸元
アトラス
形式番号 AL-97
製造 菱井インダストリー
全高 9.40m
全幅 6.35m
本体重量 3.60t
全備重量 8.27t
最大起重 3.25t
最小回転半径 4.35m
装甲材質 高張力スチール
発表 1997年1月
装備 ラインメタルMk-22型20mmバルカン砲
6連装ミサイルランチャー
スモークディスチャージャー

菱井インダストリー製造、陸上自衛隊所属の純軍事用レイバーである。97式装甲戦闘レイバー。(形式番号:AL-97)

旧OVA版に登場。

陸上自衛隊の軍用第一号として採用された国産初の純軍事用レイバー。戦車及び攻撃ヘリコプターとの共同作戦を想定して開発されている。

火器類の装備が豊富で、対地、対空戦ともそこそこの攻撃力だが、基本的には中途半端な性能しか持っておらず、特に格闘戦能力は極めて低い。

ごく初期に開発されたためか、戦車や攻撃ヘリコプターを参考に設計されたため、パイロットとガンナーの2名が搭乗する複座式となってしまった。そのために機体面積も大きくなってしまい、現行の2脚戦闘レイバーでは最大級の大きさとなっており、敵からの被発見率・被弾率が高くなってしまっている。また、コクピットが装甲化されていない(涙滴型キャノピーが使用されている)ため、搭乗員が危険に晒されやすいと言う欠点もあり、現場での評判はあまりよくない。

単座型に改装した「サムソン」やアビオニクスを強化した「ハンニバル」など、数々の改良・発展型が存在している。

  • 旧OVA版
    甲斐に率いられ「決起軍」を名乗る自衛官たちが使用。

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サムソン 編集

機体諸元
サムソン
形式番号 AL-97B
製造 菱井インダストリー
全高 9.10m
全幅 5.60m
本体重量 7.63t
全備重量 8.31t
最大起重 4.00t
最小回転半径 4.10m
装甲材質 高張力スチール
装備 90mmチェーンガン
35mmバルカン砲
スモークディスチャージャー

菱井インダストリー製造、陸上自衛隊所属の純軍事用レイバーである。97式改。(形式番号:AL-97B)

漫画版に登場。

AL-97(アトラス)の発展改良型。

外装を強化し、キャノピーによる直接視認型のコックピットに装甲を施し、モニター式の完全密閉式とした。火器管制を一部コンピューターの管理下に置いているため1人でも操縦が可能である。 改良により被弾率の低下、小型化、機動性の向上に成功している。銃火器の豊富さも受け継いでいる。漫画版で登場した時はすでに旧式化しつつあったが、一部の操縦士の間では「質実剛健さがいい」という評価もあり、先述の「アトラス」の改良発展型とはいえ、軍用レイバーとしてはそれなりの完成度に達していたようである。

コクピットが試験的に単座式に改装された機体も存在する。

  • 漫画版
    陸上自衛隊の不破環生二尉が搭乗。
    グリフォンの初陣の相手として戦うが、グリフォンの敵ではなかった。

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ハンニバル 編集

機体諸元
ハンニバル
形式番号 AL-97B改
製造 菱井インダストリー
装備 20mmガトリング砲
可動式センサー
赤外線サーチライト
スモークディスチャージャー
ATMランチャー 他

菱井インダストリー製造、陸上自衛隊所属の純軍事用レイバーである。97式改レイバー。(形式番号:AL-97B改)

劇場版2、劇場版3に登場。

AL-97B(サムソン)の全面改修型。 装甲形状が著しく変化しており、複座式だったコックピットも単座式へと変更された。センサーブロックを含めたアビオニクス・モジュールの追加により情報処理能力も向上しているが、改修の際にアトラス・サムソンでは機体中心線上にあったコクピットが機体左側に移設されている。操縦士のコクピットからの視界は新たに採用された間接視認システムに依存しており、操縦士の首の動きと連動して作動する外部の可動式センサーによって外の景色を操縦士のヘッドギアにあるモニター(HMD)にダイレクトに伝える。

  • 劇場版2
    99年に柘植行人2等陸佐率いるPKOレイバー小隊に初配備された。また、02年の治安出動では首都警備のため都内に配置された。
  • 劇場版3
    00年(昭和75年)の段階には国内の自衛隊にも既に配備が進んでいる。劇中では廃棄スタジアム周辺の水門等に配置され、13号と囮の潜水艇を水門を閉めて引き離そうとするが失敗。

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ラーダー 編集

機体諸元
ラーダー
形式 98式多足戦闘指揮レイバー
装備 25mmチェーンガン
スモークディスチャージャー

陸上自衛隊所属の純軍事用レイバーである。(形式:98式多足戦闘指揮レイバー)

劇場版第2作に登場。

レイバー部隊の指揮系統統轄のために開発された陸上自衛隊の6脚型レイバー。後方からの指揮・統括任務を目的に機動力重視の設計がなされているため、武装は必要最低限のものとなっている。通常歩行のほか、脚部の車輪を使用しての走行も可能である。コクピットは複座式で乗員は操縦者と指揮官兼ガンナーの2人。本編に登場したのは白くペイントされたPKO部隊仕様の機体のみで、東南アジア某国(小説版ではカンボジア)にて派遣中に反政府軍により撃破された。

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試作空挺レイバー 編集

機体諸元
試作空挺レイバー
形式番号 AL-X99
製造 篠原重工八王子工場
全高 9.04m
全幅 5.31m
本体重量 5.27t
全備重量 6.04t
装甲材質 繊維強化金属
炭素繊維強化プラスチック

篠原重工八王子工場製造の純軍事用試作レイバーである。(形式番号:AL-X99)

旧OVA版に登場。

ARL-99B(ヘルダイバー)のプロトタイプで、イングラムのフレームを流用している。山崎巡査が搭乗しようとした際、コックピットに収まらなかったためモニター類を廃してキャノピー式にした機体も存在する。 デザイン的にもヘルダイバーとは異なり、機体も一回り大きい。

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ヘルダイバー 編集

機体諸元
ヘルダイバー
形式番号 ARL-99
製造 篠原重工八王子工場
全高 7.95m
全幅 4.55m
本体重量 5.75t
全備重量 6.81t
最大起重 3.10t
最小回転半径 3.90m
装甲材質 繊維強化金属
炭素繊維強化プラスチック
装備 40mm速射砲
コンバットナイフ
99式自動砲
TOW対戦車ミサイルランチャー
スモークディスチャージャー

篠原重工八王子工場製造、陸上自衛隊機械化空挺師団所属の純軍事用レイバーである。(形式番号:ARL-99、ARL-99Bとも表記)

AL-97 アトラスならびにAL-97B サムソンにかわり、陸上自衛隊機械化空挺師団に配備されたレイバーで99式空挺レイバー(または単に99式)と呼ばれる。火器類においては先代機種に遅れを取るものの、機動性・汎用性に富み実戦的なレイバーといえる。イングラムの警視庁採用と同時に開発が開始されたため、同機の開発で確立された技術を多数使用している。基本フレームはイングラムと同じだが、降下用などの補助動力追加、着地時の衝撃に耐えるため強化型ショックアブソーバーが使用される等、脚部を中心に改良が施されているために一回り大きくなっている。頭部にカメラ保護用のバイザー、脚部には降下時のショックをやわらげるダイブブレーキが装備されている。輸送時には肩部を折りたたむ事が可能。コクピットは密閉式だがイングラム同様首下のハッチから搭乗者が直接視認することもできる。武装は99式自動砲をはじめとし、コンバットナイフや対戦車ミサイルランチャーなど、多数のオプションを装備可能。リアクティブアーマージャケットの試作も進んでいた(後述)。

局地制圧などに使用され、航空自衛隊に所属する専用のC-4輸送機に格納、パラシュートにて降下し、着地直前にバーニアや脚部ダイブブレーキで減速して奇襲をかけることが可能で、野戦時にはカモフラージュ用のステルスネットを使用する。実際の第一空挺団と同じく習志野駐屯地に配備された。

劇場版とTV版では色指定が異なり、オプション装備としてコンバットナイフが追加されたのみで形状的な差異は無い。TV版での小隊長(不破)機はバイザー、コクピットなどが本体色と違う色(ダークグレー)で塗り分けされていた。一般機の中でもファントム事件(TV版10・11話)に登場したものとグリフォン事件(30話)以降に登場したものとではカメラ・ゴーグル部分の色が異なる(不破機のみ一貫して前者のまま)為、この点は先行量産機と制式納入型との製造ロットによる使用部品の差異、または先行量産型で露見した短所を改善した結果であったという説もある。45話では野明が試乗し「ゴツゴツした感触はあるものの、思ったより扱いやすく動きが軽い」と操作の感想を述べている。

劇場版第1作では富士の演習場に空挺降下し、対戦車ヘリや空挺隊員と連携して暴走したHAL-X10を捕獲(破壊)するシーンがオープニングで描かれ、TV版では11話でTYPE-7プロッケンを撃破、また30話でグリフォンに不破機が小破されている。漫画版ではサムソンとの模擬戦で圧倒的勝利を収めるものの、不破2尉や防衛庁の担当技官は「小笠原の黒い奴(グリフォン)」以上の性能を追求するあまり、ヘルダイバーの性能に対する不安を窺わせている。

ハード面ではイングラムの延長上にある事が明確となっているが、ソフト面で本機がイングラム同様のOSだったかは不明である。グリフォンが手を出さなかったことから、違うOSであったとも、同じOSであったが既に度重なる出動を重ね、あらゆる状況下での様々なパターンの実戦経験を蓄積したイングラムのOSと比較して内海らにとって価値は低かったともとれる。劇場版第3作においては(そこに様々な裏事情が介在していたにせよ)レイバーによる射撃等の動作に関しては自衛隊よりも特車二課にアドバンテージがあるといった判断が下されている。

劇場版第2作の初期プロットでは、反乱軍鎮圧のために投入された機体がジャミングにより降下中に大混乱を起こすというシーンがあった。同小説版ではその名称と存在のみが語られている。また、劇中終盤でイングラムが装着するリアクティブアーマージャケットは、元々は本機(あるいはそれに連なる後継機種)の為に篠原重工で試作が進められていた事が明らかとなっている。

汎用性に優れているため、さまざまなバリエーションが存在する。

  • ヘルダイバー 夜間戦闘用
    夜間戦闘及び狙撃を主目的としたテスト機で、ヘルダイバーに搭載されているLLLTV(暗視度カメラ)でも十分に夜間戦闘には耐えられるのだが、ステルス処理を施したレイバー及びその他戦闘兵器に対応するために製造された。 頭部にノクトビジョンが追加装備され、89式小銃をレイバーサイズに拡大(64式小銃を基にしたとする説もある)したような外見のレイバー用試作ライフルを装備。オプション装備としてポンチョ風のステルスシートを装着しており、1999年10月頃から実験的に使用されている。
  • ヘルダイバー スナイパーカスタム
    ヘルダイバー 夜間戦闘用で得られたデータを元に製作中の機体。2000年夏完成予定。形式番号が99式改に変更された。
  • ヘルダイバー 砂漠仕様
    胸部に陸上自衛隊の桜のマークが入っていることから、海外派遣を前提に試験的に使用されていたものと思われる。ノーマルな機体ではカメラ保護用のバイザーがカバー内部から降りる機能がついているが、この機体はそのカバーごと可動してバイザーの役割を果たすようになっている。 胸部左右に増加装甲が施されており(このため腕を折りたたむ事が出来なくなっていると思われる)、胸部上面にライトガード、後頭部に環境センサーが装備されており、グレネードランチャー付き40mm速射機関砲を使用する。中東某国において目撃された。

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試作重攻撃レイバー 編集

機体諸元
試作重攻撃レイバー
形式番号 HAL-X10
製造 菱井インダストリー
篠原重工
全高 9.03m
全幅 7.15m
本体重量 17.41t
全備重量 20.28t
最大起重 43.0t
最小回転半径 3.60m
装甲材質 強化スチール複合装甲
装備 ATMランチャー
9連装ロケットランチャー
スモークディスチャージャー
対空用ミニガン

菱井インダストリー・篠原重工が共同開発した、純軍事用試作レイバーである。(形式番号:HAL-X10)

対戦車及び対レイバー戦を目的に試作された重装レイバー。戦車の火力と装甲にレイバーの機動性と汎用性を加えた機体で、対戦車・対レイバー戦用に設計されている。高速移動用で最大推力25tのホバーユニットを機体後部に装備し、脚部に収納されている車輪を用いての走行も可能。試作機のため、センサーユニットにはTYPE-X0の原型となるレーザースキャナーを搭載し、外部形状はARL-99B(ヘルダイバー)の物が流用されている。

TV版では人工知能を搭載し、無人で稼動することを視野に入れた機体(有人操縦も可能)であったが、プログラムの不具合で自衛隊のコントロールを離れ暴走する。劇場版ではホバー機動時の空気抵抗を見るため風洞実験を行っていた際に搭載していたOS「HOS(Hyper Operating System)」に意図的に仕掛けられていた暴走プログラムが発動してしまった。経緯は違うものの、TV版・劇場版ともに暴走を起こす典型的な敵役の機体である。テレビ版と劇場版では機体のカラーリングが違っている(テレビ版ではオリーブドラブ、劇場版では赤)。コミック版にも同様の機体と思われるものが1カットのみ登場した。2003年10月に量産型1号機が完成。 2005年度には陸上自衛隊正式配備予定。

現段階ではあくまで試作機であるためハンニバルやヘルダイバーのようにペットネームはついていないが、むしろ形式番号のHAL-X10から「はる・えっくすてん」あるいはX10と呼ばれる事が多い。

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ドシュカ 編集

機体諸元
ドシュカ
形式番号 XR-99
開発 レニングラード軍事アカデミー
製造 クロンシュタット戦車工廠
全高 7.50m
全幅 4.80m
本体重量 14.26t
全備重量 17.00t
最大起重 27.60t
最小回転半径 4.11m
装甲材質 高張力スチール
装備 ATMランチャー
40mm速射機関砲

ソビエト連邦レニングラード軍事アカデミー設計、クロンシュタット戦車工廠製造の純軍事用レイバーである。(形式番号:L-99)

ソビエト地上軍の次期軍用レイバー。背面に燃料タンクを配置するなど、一見してソビエト軍の装甲戦闘車両の意匠をオマージュした姿であり、事実、押井守も河森正治の評として「肢の生えたT-34」と揶揄している。四脚式のボディの上の旋回砲塔のほかに、機体最上部に銃身が伸縮するターレット式の40mm速射機関砲を装備している。火力で従来の主力レイバーを20%上回っており、事実上東側最強のレイバーと言われている。

酒田港に揚陸される際、環境テログループ「海の家」の犬走によって1機奪取され、更にもう1機が亡命を図ったKGB高級将校イワン・イワノビッチ・イワノフスキーの手によって起動、犬走搭乗機と激しい戦闘を繰り広げた末に輸送艦を撃沈してしまう。その後、泉のイングラムと犬走搭乗機が連携して亡命将校搭乗機を海に落として破壊、犬走も直後に泉に拘束される。

電装機器系が露出した際に真空管が見える。これは冷戦時代の戦闘機にまつわる実話(MiG-25 (航空機)#不安の解消を参照)にもとづいた(ただしガラス製の真空管であるのはフィクション的演出ないし製作陣の調査不徹底によるもので、通常軍用品ではメタル管と呼ばれる金属製の真空管を使うことが多い)電磁的な耐性を考慮したものという設定と思われる。しかし、イングラムの電磁警棒の電撃を受けて回路が漏電・破損してしまうという本末転倒の事態に陥っている。

なお、本来「ドシュカ」はNATOのコードネームで、他国軍事関係者からは「イワン」と呼ばれるなど制式名ではないが、ここではよく使われる「ドシュカ」を記事名とした。

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ブロッケン 編集

機体諸元
ブロッケン
形式番号 TYPE-7
製造 SEE
全高 8.68m
全幅 4.69m
本体重量 8.23t
全備重量 8.92t
最大起重 4.00t
最小回転半径 6.20m
装甲材質 強化スチール複合装甲
装備 105mmカノン砲
40mm速射機関砲
スモークディスチャージャー
TOW対戦車ミサイルランチャー

SEE製造の純軍事用レイバーである。(形式番号:TYPE-7)

SEEが開発した軍事用レイバー。NATO諸国や西ドイツ国防軍が国境警備用に導入している。 TV版ではNATO諸国が共同開発した機体、コミック版では西ドイツ製の西ドイツ軍用レイバーとして登場する。重武装・重装甲・大出力でイングラムを押さえ込むほどのパワーを持つ。装甲の気密性が高いので水中でも作動が可能だが、運動性能は低下する。機体としての優秀さゆえ数多くの派生種が存在する。ゆうきまさみによるとグリフォンが『鉄人28号』に登場したブラックオックスであるのに対し、こちらはそれ以前に鉄人と対決したバッカスがイメージされているとのこと。ブロッケン用の火器が作中で使用されることはなかったが、ドイツ軍で実際に使用されている火器を元にデザイン・設定が施されており、漫画版で後藤が読んでいる軍事専門誌に写真が掲載されている。劇場版以外のほぼ全ての媒体に登場しており、漫画版では企画7課の内海によってデータ回収を条件に過激派「地球防衛軍」に提供され、TV版でもファントムの後方支援に使われるなど、悪役としてのイメージが強い機体ではあるが、アーリーデイズ(OVA)版では国際レイバーショーに出展するため赤いデモカラーに塗装されたブロッケンがイングラムと共闘し、主役級の活躍を見せている。

  • TYPE-7B/1A ブロッケン 量産試作型
    ドイツ国境警備隊に配備されたブロッケンの量産試作型。
  • TYPE-7B/1B ブロッケン
    NATOやドイツ陸軍などで使用されている。この形式以降は20フィートのアーカイプコンテナに対応している。
  • TYPE-7B/2B ブロッケン
    NATOやドイツ陸軍などで使用されている。グラウベアをベースに設計された。出力が高く、装甲の厚さに似合わない機動性を誇っており、西側最強の軍事用レイバーと言われている。機体各所に多数のオプションハンガーを持ち、様々なオプションを取り扱うことが可能で、防水処理も施されており、水中での行動も可能となっている。一般にブロッケンといえばこの形式を指す。
  • ブロッケン 夜戦型
    ステルス処理が施され隠密行動性が高まっている。存在が未確認とされている。
  • ブロッケン 砂漠用
    粒子が細かく、精密機械に深刻なダメージを与えかねない砂漠の砂に耐えるようにシーリングが施された輸出仕様機。主に中東に供給された。
  • ブロッケンGSG-9(TYPE-7B改良型)
    1999年9月に西ドイツの対テロ専門部隊GSG-9内に発足したレイバー隊に20機が配備された、ブロッケンの武装及び装甲の強化を図ったタイプ。既存のボディに増加装甲を追加する形で改修が施されており、カメラカバーの形状も旧ドイツ軍のフリッツヘルメットにスリットが入ったような外見のものに変更されている。また、スモークディスチャージャーの追加など、武装も変更されている。
  • ブロッケンGSG-9(GSG-9専用カスタムモデル)
    2000年2月に18機が導入された、GSG-9専用カスタム機として再設計されたタイプ。形式番号は同じだが上記のタイプとは異なったもので、増加装甲を施すのではなく、本体の装甲自体をより強固なものに変更されている。それに伴い背部の排熱ダクトも4基に増加されるなど出力も強化され、カメラカバーもスリット状のものからゴーグル状のものへと変更されている。便宜上こちらのタイプをG型と呼ぶ場合もある。これは東西統一後のドイツ政権下で新規開発されたものであることを示している。

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ウーフー 編集

機体諸元
ウーフー
形式番号 TYPE-N8
製造 SEE
全高 8.73m
全幅 4.715m
本体重量 8.23t
全備重量 8.95t
最大起重 4.50t
最小回転半径 3.90m
装甲材質 強化スチール複合装甲
装備 105mmカノン砲
40mm速射機関砲

SEE製造の軍事用レイバーである。(形式番号:TYPE-N8)

ブロッケンの改良発展型といえる軍事用レイバー。夜間戦闘能力が特化されており、ブロッケンに搭載され、効果が実証済みの高解度暗視カメラである「LLLTV2」をバージョンアップさせたものが搭載されている。

ブロッケンでは200時間以上訓練された乗員でなければ機体の能力を100%発揮することは不可能だだったため、乗員の不足に悩まされていたが、HNCS(Hyper nerve control system)を採用することによってオートバランサー及びモーターの能力を120%引き出し、熟練した乗員でなくともブロッケン並のパワーと機動性を発揮することが可能となった。

従来の駆動系をすべて一新し、SCLM(超伝導リニアモーター)の出力も125%まで向上されている。 腕部のマニピュレーターは作業機並みの高い耐久性に加え、人間並みの細かい動きが可能で、対レイバー戦闘には十分すぎるほどの能力を有する。装甲にはブロッケンにも採用された強化スチール複合装甲に加え、胸部を中心にリアクティブアーマーを装着。これには外観では判断できない程薄い材質が使用されており、従来のものに比べて吸収性が40%向上している。操作性及び居住性の向上も計られ、コクピットのサイズはブロッケンの約1.2 倍となった。耐水性も良好で、専用火器も豊富である。

NATOの要請により、2000年9月1日より初回30機の納品が予定されている。

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グリフォン 編集

機体諸元
グリフォン
形式番号 TYPE-J9
製造 SEJ土浦研究所
全高 8.55m
全幅 4.60m
本体重量 7.15t
全備重量 7.60t
最大起重 3.50t
最小回転半径 4.30m
装甲材質 FRP, CFRM
装備 ウイングシステム
アクアユニット 他

SEJ土浦研究所製造の実験戦闘用試作レイバーである。(形式番号:TYPE-J9)

通称「黒いレイバー」。他のレイバーとは比べ物にならない運動性能・パワーを持つ、SEJの企画7課が現在技術的に考えうる最高の性能を実現すべく莫大な研究開発費を注ぎ込んで土浦研究所で秘密裏に開発・製造したレイバー。ゆうきまさみによると『鉄人28号』に登場したブラックオックスが元ネタだとのこと。元ネタを同じくする『機動武闘伝Gガンダム』のマスターガンダム同様、「漆黒の機体」「2本の角」というコンセプトが共通している。鉄人ではブラックオックス開発のためバッカスの戦闘データが使われているが、本作ではブロッケンがバッカス役を担っており、開発経緯も原典に即したものとなっている。

機動性・パワー等どれを取ってもイングラムを上回っており、劇中で何度も対峙し特車2課(主に第2小隊)をしばしば窮地に追い込んだ。劇中では使用することが無かったが、オートマチック式拳銃の装備も存在する。さらに背部にオプションであるフライトユニットおよびアクアユニットを装備することで(短距離ではあるが)飛行能力・水中潜行能力を持つことが出来る。緊急時にはイジェクションシートにより搭乗者の脱出も可能である。

当初から販売を目的として開発されていないため、コストパフォーマンスを度外視し、規格外に高価で高性能な部品を多く使用している。そのためこのような高性能な機体が出来上がった。「社が傾く」とまで言われた投資はグリフォンのみに着眼しがちだが、実際は企画から製造、運搬までの全ての捏造・隠蔽も含めての事であり、機体自体の投資という訳ではない。

かつて城南工大古柳研究室が開発した、現行のレイバーシステムとは互換性の無い幻のフォーマットである「ASURA」(アシュラ)と呼ばれるOSを使用しているため、あたかも生物であるような動作が可能で、システム面でも既存のレイバーと一線を画す。が、生物としてのパイロットの癖もそのまま反映してしまい、野明にその癖を見抜かれるという不利点も内包する。必ずしも生物的な動きが機械としての性能向上へ直結しない例とも言える。また、作中では殆どが格闘戦だったため、FCSとの効率的連動をどの程度実現できているかは不明である。

「ASURA」はOSと称されているが、その規模は比較的大掛かりなシステムとなっており、操縦席内部にもかなりのスペースを要する。「ASURA」は、専用のコントロール・ヘルメットを介して操縦者の微量な脳波を感知、機体の動きにフィードバックするシステムを装備しているが、それには間脳電流など脳波コントロール等のバイオメトリクスを利用しているようで、操縦者の側もこうしたインターフェースに対応するための高い資質が必要とされる。更に操縦ミッション毎に副腎等への影響などを検査しなければならないなど、突出した性能を支えるがゆえに操縦者への能力依存と身体的負担も大きいなどの問題があり、省労力・低難度で「人間の能力を補う」ための汎用的側面は無いに等しい。また、現状では「ASURA」本来の運動性能を実現しようとするとハードウエアにかかる負荷も大きく、長時間行動すると、自身の行動によって機体を損傷してしまう事から、通常は「Bシステム」と呼ばれるいわばリミッターシステムを介入させた状態で起動しなければならない。 総合的見地では局地的かつ短期決戦型とも言え、長丁場や汎用的な運用には向かない機体とも言える。古柳研究室での研究中止もこの様な要因からと思われる。

予備を含めた複数体分のパーツが完成している模様で、イングラムと交戦し結果的に東京湾に沈んだ最初の機体から「ASURA」(および蓄積された交戦データ)を回収するための捜索には「グリフォン2」なる同型機が使用されている。この機体の初陣では「ASURA」が搭載されず、操縦席のコンソール類も仮の物がとりつけられていた。ノーマルモードと称されており、恐らくは一般的なOSもしくはそれに準ずる物に載せかえられていたものと思われる。

グリフォン専属の技術スタッフ“伊豆内”と“河野森”(漫画版では“磯口”と“森川”)の2名は、それぞれメカデザイナーの出渕裕河森正治がモデルになっている。

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ファントム 編集

機体諸元
TYPE-R13X
製造 SEJ
全高 8.60m
全幅 4.70m
本体重量 9.50t
全備重量 9.98t
最大起重 4.00t
最小回転半径 6.20m
装甲材質 CFRM 複合装甲

SEJ製。(形式番号:TYPE-R13X)

TYPE-J9(グリフォン)以前に、同じく企画7課によって作られたレイバー。遠隔操作によって操作される無人機で、レイバーとして初めてレーザー兵器を搭載している。本来のコクピットの位置には、付近のレイバーを操縦不能に陥れる程の強力な、大型ECM装置が搭載されている。

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エイブラハム 編集

機体諸元
TYPE-M5
製造 SEUSA
全高 8.30m
全幅 4.85m
本体重量 7.20t
全備重量 7.60t
最大起重 4.20t
最小回転半径 5.50m
装甲材質 CFRM 複合装甲

SEUSA製。(形式番号:TYPE-M5)

アメリカ陸軍海兵隊に正式採用された軍用レイバーだが、民間へも販売しておりSSSも使用していた。様々なヴァリエーションが開発されており強力な機体ではあるが、グリフォンを前にあっさり撃破されてしまう。

「WXIII」でカットされてしまったシーンの絵コンテに登場している。シャフト製のレイバーということで、廃棄物13号を誘い込む為の「餌」として登場し、13号に足を引きちぎられるという役割になる予定だった。

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イクストル 編集

機体諸元
TRT-66
製造 アメリカ陸軍
装備 3連20mm機関砲
12.7mm機銃 x 2

(形式番号:TRT-66)

アメリカ陸軍が開発した4脚の有線式戦術ロボット戦車テンプレート:要出典。劇場版第2作に登場。市街地での掃討戦を想定して開発された。通常は有線コントロールで、コントロールワイヤーが切断された場合には識別信号に反応しないものを無条件で、それぞれ攻撃するよう設計されている。今日既に実用化されオートマトンと呼ばれている無人攻撃兵器の一種であるが、長帽状の捜索レーダー、20ミリ多銃身機関砲、射程距離内の無差別掃討機能といった特徴は、米海軍の艦載近接防御火器「MK-15ファランクス」に酷似する。

厳密には無人の移動砲台、あるいは「歩行式バルカンファランクス」といった趣である。劇中ではプログラムにより半自立的に行動するものを基本的に「レイバー」とは呼ばず、このイクストルも映像やノベライズ中ではあくまで「ロボット」とされている。

全周回転式の頭部には3連20mm機関砲(正しくは3銃身20mm機関砲)にシンクロしたメインのレーザーセンサーの他に頭頂部に360°回転可能な収納式のサブセンサーや、腹部にはメインのレーザーセンサーが12.7mm機銃にシンクロしている場合に20mm機関砲にシンクロするサブセンサーも装備されている。機体下部には対人攻撃にも使用可能な化学戦用サンプル採集アーム、膝上部分には姿勢制御用の火薬打出し式ダンパーといった他の多脚レイバーに見られない特異な機構も装備されている。

小隊支援用の重火器システムとして期待されていたが、大きさの割に火力が貧弱で射界にも制限が多く、有線誘導方式特有の運用性の悪さもあって採用は見送られた。

その個性的な姿から、劇中で太田に「この火星野郎」と罵られ、宮崎駿には「給水タンクみたいなロボット」と呼ばれたほどだが、押井守はシリーズ中で唯一好きだったと語る機体である。ネーミングおよびデザインはA・E・ヴァン・ヴォークトの小説『宇宙船ビーグル号の冒険』に登場する、同名キャラクターから来ていると思われる。

「イクストルレイバー」としてバンダイからプラキットが発売されたが、これは本機をレイバーと呼ぶなら非人型レイバーとして唯一である。

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ガネーシャ 編集

機体諸元
GNX-002
製造 アメリカ陸軍
SEJ
全高 8.90m
全長 12.40m
重量 19.80t
最大起重 8.00t
装甲材質 HYBRID
装備 20mm機関砲
7.62mm機銃

アメリカ陸軍とSEJの共同開発。PS用ゲーム「機動警察パトレイバー ~ゲームエディション~」に登場。(形式番号:GNX-002)

アメリカ陸軍とSEJが都市制圧・戦域管理を目的に共同開発した軍事用レイバーで、基本的に無人運用を前提としているため、高度な電子装備と通信機器を搭載している。他に機体側面両側に伸縮式のマニピュレーター、機体右側にオフセットされた20mm機関砲、上部に回転可能な7.62mm機銃を装備しているほか、荷電粒子砲も搭載できる。

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EX-13 編集

機体諸元
EX-13
製造 SEUSA

SEUSA製。漫画版に登場。

SEUSAが開発した戦闘用レイバー。脚部は八脚で、クモを連想させるような外見が特徴。また、脚部に装備されている車輪による走行も可能。上部に旋回砲塔を装備し、複数のオプションを持つ。 小笠原の自衛隊演習地でサムソンを相手に行われた導入試験の際に、わずか2機のEX-13が6機中5機のサムソンを撃破した(不破機のみグリフォンに撃破される)成績から、基本性能はサムソンよりも上と思われるが、この導入試験の最中、乱入したグリフォンに破壊された。

グスタフ 編集

機体諸元
グスタフ
形式番号 CLD-1
製造 グスタフ・プロジェクト
全高 8.63m
全幅 3.80m
本体重量 8.30t
全備重量 8.74t
装甲材質 繊維強化金属
炭素繊維強化プラスチック
装備 専用マシンガン

スーパーファミコン版ゲームに登場。(形式番号:CLD-1)

篠原重工に吸収合併された沢弥工業の社長令嬢である沢弥すみかを中心とする秘密結社である「グスタフ・プロジェクト」が開発した戦闘用レイバー。「グスタフ」という名称は沢弥工業が開発した同名のフォーマットに由来するもので、技術の大半はイングラムに注ぎ込まれたらしい。

2001年8月27日レインボーブリッジにて一号機泉のイングラムと交戦、敗北後に自ら海に飛び込み水没し、操縦者の沢弥すみかは生死不明となった。開発者の一人である三鷹によると脱出装置が不完全であるとのこと。 (因みに、二号機の太田と戦った場合には、三鷹らの乗る車に乗り、逃亡に成功している。その後の消息は不明)

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訓練用レイバー 編集

ドーファン 編集

機体諸元
AV-98T
製造 篠原重工
全高 7.54m
全幅 4.25m
全備重量 5.50t
装甲材質 強化スチール、FRP
装備 スタンスティック
シールド
ペイントガン

篠原重工製。(形式番号:AV-98T)

イングラムの試作機を流用して作られた教習用の機体。運動性能はイングラムを少し上回るものの、装甲やセンサー系は簡略化されている。コックピットはオープントップ。レイバー隊員育成のため奥多摩の警察学校などに配備されている。PS版ゲームにも登場。漫画版においては一般に販売されているようである。市販されているレイバーのなかで(警察の使用する)イングラムに近い車種として刑事ドラマの撮影でパトレイバー役として使用されたこともある。イングラム譲りの五本指を備えた腕部は銃器のようなもの(ペイント弾)なども扱えるほど器用だが、土木作業には向かないようで、その際に専用の腕部に取り替えた物も登場した。

新OVA第15話では地球防衛組織CLATの宇宙ステーションSV-2に配備されたスペースドーファンが登場。宇宙用のバーニアとシールド、銃を装備する(ただしこれは遊馬の夢の中に登場したメカだった)。

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教習用レイバー 編集

機体諸元
MPL97AV-T
製造 篠原重工
全高 7.51m
全幅 4.24m
全備重量 5.35t
装甲材質 強化スチール、FRP

篠原重工製。(形式番号:MPL97AV-T)

OVAに登場。こちらもAV-98T(ドーファン)同様、イングラム(プロトタイプ)を転用した機体で訓練校に配備されている。プロトタイプ・イングラムの項で紹介している機体と基本的におなじもの。

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レーア 編集

機体諸元
レーア
製造 篠原重工
装備 スタンスティック
パット入りシールド
ペイントガン
専用ナックルガード

篠原重工製。(形式番号:不明)

劇場版2に登場。ヴァリアントの練習機。機体性能は不明だが、ヴァリアントとほぼ同様と思われる。八王子の教習所で使用されている。 コクピットはオープントップで、背部から搭乗する。

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消防用レイバー 編集

パイロバスター 編集

機体諸元
CRL-98
製造 菱井インダストリー
全高 7.37m
全幅 5.20m
本体重量 7.31t
全備重量 8.98t
最大起重 2.30t
最小回転半径 4.00m
装甲材質 強化スチール

菱井インダストリー製。(形式番号:CRL-98)

両肩に消火液を噴射する装置があり、それにより消火作業を行う。マニピュレーターが鉤爪状になっているため、登坂能力も持つ。また、この機種に限らず消防用レイバー全般に言えることだが、火災現場での運用が前提となるため、独自の冷却系統が装備されている。

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レスキュークラブマン 編集

機体諸元
TFV-97
製造 篠原重工
全高 6.14m
全幅 3.70m
本体重量 9.06t
全備重量 10.01t
最大起重 15.00t
最小回転半径 5.00m
装甲材質 CFRP, FRM, FRC
装備 放水銃

篠原重工製。(形式番号:TFV-97)

消防庁に初めて採用された消防用レイバー。既存車両では不可能だった不整地での消火が可能になった。しかし、現実には少々走破性の高い消防車程度の物だったという声もある。

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レスキューレイバー 編集

機体諸元
ARV-99
製造 篠原重工
全高 7.55m
全幅 4.30m
本体重量 6.05t
全備重量 6.81t
最大起重 2.60t
最小回転半径 3.80m
装甲材質 強化スチール

篠原重工製。(形式番号:ARV-99)

人命救助に特化したレイバー。人を傷付けない繊細なマニピュレーターによって救助活動を行うなど、イングラムの技術がフィードバックされている。

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警備用レイバー 編集

キュマイラ 編集

機体諸元
TYPE-6Q/2C
製造 SEE
全高 7.00m
全幅 4.25m
本体重量 6.90t
全備重量 7.30t
最大起重 4.30t
最小回転半径 4.95m
装甲材質 高張力スチール
装備 40mm砲 他

SEE製。(形式番号:TYPE-6Q/2C)

TYPE-5Q/2C(グラウベア)と同時期に開発された民生機である。 軽快な運動性がウリで生産ラインの準備まで進められたものの、営業側から社内競合は望ましくないとの意見があり一般の販売は中止された。一本だけ残された生産ラインを使いシャフト系列の企業専用機として数十機が生産、配備されている。SSSも使用していた機体である。

劇中ではSSSの操縦者によって「機動戦士ガンダム」の黒い三連星の得意技「ジェットストリームアタック」を真似て使用するが、グリフォンの敵ではなかった。

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サターン 編集

機体諸元
SR-70
製造 SEJ
全高 7.90m
全幅 4.40m
本体重量 6.05t
全備重量 6.6.65t
最大起重 2.85t
最小回転半径 4.00m
装甲材質 FRP, CFRM
装備 42mmオートカノン
スタンベイル
スタンナイフ

SEJ製(販売はトヨハタオート、OEM製品)。(形式番号:SR-70)

第1小隊での採用が見送りになったSRX-70の一般向け改修機。最大手警備会社HSSには20機が納入された。試作機の重武装具合を引き継いでおり、民間警備用としては必要無い程の装備を持つ。 42mmオートカノンはオプションであり、民間で採用されているので通常は装備していない。

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カルディア 編集

機体諸元
BEL-1999
製造 SEE
全高 0.92m
全幅 1.55m
本体重量 0.07t
全備重量 0.12t
装甲材質 CFRP

SEE製。(形式番号:BEL-1999)

施設内警備を主要目的とするため、高速移動可能な4脚の機体を持ち、垂直の壁をも自在に昇降できるような機能も持ち合わせた無人小型レイバー。その運用方法も一般的なレイバーとは大きく異なり、大型施設のセキュリティシステムと一体化した警備用端末ガードロボットといった方が正しい。多数が施設内を巡回・警備し、不審者を見つけると合成音声による警告の後、底部の電撃端子より電撃を放つ。劇場版では方舟において、漫画版では水中用レイバーのメンテナンスベースにおいて多数が登場しているが、いつも壊されている。当初は人間の身長よりも少し大きいサイズのものとして、設定画稿でもそのように描かれているが、本編では全高1mにも満たないものとして登場している。

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ティエンルン 編集

機体諸元
ティエンルン
形式番号 TYPE-A10
製造 SEA
装備 スタンスティック

PC-9801版ゲームソフト『PATLABOR OPERATION TOKYO BAY』に登場。SEA製。(形式番号:TYPE-A10)

SEAが開発した最新鋭警備用レイバー。OSに幻のフォーマットと称される「ASURA」を採用することで、機動性・戦闘能力ともに大幅に高まっており、そのスペックは従来のあらゆるレイバーを凌駕している。装備はスタンスティックのみであるが、強力な装備であり、レイバーを一撃で機能停止に追い込む。ただ、あくまでも警備用レイバーとして民間での使用を視野に取り入れているため、装甲が薄いという弱点を持つが、この点も優れた機動性を活かして、被弾率を下げるという解決が為されている。

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民間用レイバー 編集

タイラント2000 編集

機体諸元
HL-96
製造 菱井インダストリー
全高 8.02m
全幅 4.72m
本体重量 12.03t
全備重量 12.65t
最大起重 3.70t
最小回転半径 7.80m
装甲材質 FRM

菱井インダストリー製。(形式番号:HL-96)

どの作品媒体においても、標準的なレイバーとして登場している重量級土木作業用レイバー。ブルドーザーがそのまま2脚歩行し作業用の腕を持っているような、おおよそ人間型ロボットとは言いがたいスタイル。パワーはあるが動作は鈍い。

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ブルドッグ 編集

機体諸元
HL-97
製造 菱井インダストリー
全高 6.21m
全幅 4.96m
本体重量 7.83t
全備重量 8.21t
最大起重 4.20t
最小回転半径 6.20m
装甲材質 FRP, アルミニウム

菱井インダストリー製。(形式番号:HL-97)資料によってはブルドッグH09とも表記。

タイラント等と同様に劇中よく目にするレイバー。篠原の大将に対抗し発売された。豊富なオプションギアが用意されているのが特徴で、マニピュレーターだけでも通常タイプ、精密作業タイプ、リフティング用の蟹爪タイプなど複数のバリエーションが登場している。そのため工事作業現場だけにとどまらず、空港内での荷物運搬用などにも使用されていた。足辺りまでなら浸水しないので、ノンオプションでも浅深度の水中での作業が可能である(劇場版第1作の冒頭で膝下辺りまで海中に浸け作業しているシーンがある)。さらに水密ハッチとエアタンクを装備すれば5~10mの深度まで潜り作業する事も可能。

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ヘラクレス21 編集

機体諸元
HL-98
製造 菱井インダストリー
全高 7.45m
全幅 5.12m
本体重量 7.89t
全備重量 8.22t
最大起重 2.90t
最小回転半径 5.50m
装甲材質 FRP, アルミニウム

菱井インダストリー製。(形式番号:HL-98)資料によってはヘラクレスH21とも表記。

重量級建設作業用レイバー。タイラントよりは人間型に近く、腕も器用になっている。また、コクピットも完全密閉式となっている。HL-97(ブルドッグ)の後継機である。頭頂にはテレスコピック式ペリスコープ・シュノーケル機構が組み込まれており、水中作業も専用のレイバーとほぼ同等の性能を発揮する。 漫画版でのキャッチフレーズは「燃える男の汎用レイバー」

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レックス2500 編集

機体諸元
HL-99
製造 菱井インダストリー
全高 7.50m
全幅 4.37m
本体重量 7.92t
全備重量 8.30t
最大起重 3.40t
最小回転半径 5.00m
装甲材質 FRM, FRP

菱井インダストリー製。(形式番号:HL-99)

ハイエンド機種。高性能なセンサーと、常用のマニピュレーターに内蔵された精密作業用のマニピュレーターを持つ。緻密な作業に特化したレイバーである。

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大将 編集

機体諸元
ASKA SSL95
製造 篠原重工
全高 5.62m
全幅 4.32m
本体重量 6.08t
全備重量 6.89t
最大起重 1.20t
最小回転半径 5.20m
装甲材質 強化スチール

篠原重工製。(形式番号:ASKA SSL95)

一般作業用レイバー。篠原重工に吸収合併された株式会社飛鳥重機(現・所沢工場)が開発した。を思わせる頭部が特徴。

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クラブマン 編集

機体諸元
TFV-97
製造 篠原重工
全高 6.14m
全幅 3.70m
本体重量 9.06t
全備重量 10.01t
最大起重 15.00t
最小回転半径 5.00m
装甲材質 CFRP, FRM, FRC

篠原重工製。(形式番号:TFV-97)

整地作業用レイバー。腕共用の4脚構造。輸出用にTFV-97EXクラブマン・ハイレッグ)という大型機が存在する。また、放水銃を備えた消防用のクラブマンも存在する。

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クラブマン ハイレッグ 編集

機体諸元
TFV-97EX
製造 篠原重工
全高 8.85m
全幅 6.19m
本体重量 13.26t
全備重量 13.30t
最大起重 20.00t(40.00t説もあり)
最小回転半径 3.00m
装甲材質 CFRP, FRM, FRC
装備 鈎爪付独立連動パワーアーム
吊下げ式貨物ケージ

篠原重工製。(形式番号:TFV-97EX)

整地作業用レイバー。クラブマンの輸出用上位機種。全高抑制の為平常時は膝関節を曲げた状態となっているのが特徴。防水性、安定性が向上しており、本格的な水中作業が可能となった。 コミック版では中東で軍用機として採用されているとある。

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ぴっけるくん 編集

機体諸元
KV-98
製造 篠原重工
全高 10.56m
全幅 6.70m
本体重量 9.11t
全備重量 9.85t
最大起重 18.5t
装甲材質 強化スチール

篠原重工製。(形式番号:KV-98)

山岳作業用レイバー。不整地での作業を目的としているため、細い3脚構造となっている。このKV-98は98年に登場したモデルチェンジ版であり、かつて「レイバー90」に関わった製作者が手がけた初代モデルKV-93に続く二代目のぴっけるくんである。新開発のオートバランサー機構を採用し、あらゆる地形において抜群の安定性を誇る。加えて装輪タイプでもあるため、一般道路等を高速走行する事も可能である。

本来は登山用に装備されたロケット打ち出し式ハーケンは凶器としても有効であった為、劇中ではテロリストが乗っている事が多く、「悪役メカ」の印象が強い。ゲームボーイソフト『狙われた街1999』には「ぴっけるプロト」なる違法改造バージョンも登場した。

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ボクサー 編集

機体諸元
AVS-99
製造 篠原重工
全高 7.19m
全幅 4.12m
本体重量 8.25t
全備重量 9.00t
最大起重 3.10t
最小回転半径 5.00m
装甲材質 FRP, アルミニウム

篠原重工製。(形式番号:AVS99)

イングラムの技術をフィードバックさせた機体だが、イングラムを製造した八王子工場に向うを張って所沢工場が放ったモデルである。視認性の高いコクピットも好評を博し、篠原重工製品で最も売れている機である。陸上だけに限らず、浅い深度での水中作業も可能であり、「WXIII」では備蓄基地に配備されているのが確認できる。

劇中ではTV版においてテロ組織「海の家」の構成員で元空挺レイバーパイロットの犬走一直が使用したカスタム仕様が印象的。外観を中心に多数の改造が施されていた。恐らくは「機動戦士ガンダム」のザクに影響を受けて製作したと思われるショルダーアーマーが大きな特徴である。

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グラウベア 編集

機体諸元
TYPE-5Q/2C
製造 SEE
全高 7.10m
全幅 4.35m
本体重量 6.99t
全備重量 7.25t
最大起重 4.10t
最小回転半径 5.00m
装甲材質 高張力スチール

SEE製。旧OVA版、TV版に登場。(形式番号:TYPE-5Q/2C)

SEE版「アスカ96」ともいえる2脚式レイバーの第2世代機。日本にはまだ少数しか輸出されていないが、西欧では作業用のほかに警備用としても使用されている。

作業用でありながら、重装甲と強力なパワーを持ち、大規模開発や難地開発作業に威力を発揮する。警備用として使用されることも多い。ボディの重心を低くしたため、大出力マニピュレーターの装備が可能となった。頭部のカメラアイはレールでブロックごと移動できるため、全天候型密閉式のコックピットでありながら180度以上の視界を確保できる。 グラウベアで集積したデータを元にブロッケンが開発された。

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ハヌマーン 編集

小説版、漫画版に登場。

高層建築用のレイバー。

小説版の「全高5.4m」という記述以外、詳細な設定は不明。

名前の由来であるハヌマーン(インド神話の猿神)の通り、足にもマニピュレータが装備され、前腕が長い手長猿(石和談)のような外見をしている。圧倒的な俊敏さを持ち、漫画版ではジャンプしつつAVS-98の頭部をすれ違い様に足でもぎ取るという離れ業を見せている。

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豊作くん 編集

機体諸元
EL-01
製造 エセキ農機
全高 7.13m
全幅 4.65m
本体重量 6.98t
全備重量 7.66t
最大起重 1.50t
最小回転半径 4.20m
装甲材質 FRP, アルミニウム

エセキ農機製。(形式番号:EL-01)

農作業用レイバー。アタッチメントの付け替えにより各種農作業に対応する。そのため土木用レイバーに比べて細かい作業に向いた、華奢なマニピュレーターをしている。

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水中用レイバー 編集

セルキーH10 編集

機体諸元
ML-98
製造 菱井インダストリー
全高 7.95m
全幅 4.21m
本体重量 9.56t
全備重量 10.11t
最大起重 1.00t
装甲材質 チタン合金

菱井インダストリー製。(形式番号:ML-98)

菱井インダストリーが四菱グループの系列会社である菱井船舶の協力を得て開発した水中作業用レイバー。外装にチタン合金を多用し、軽量化と頑丈さを兼ね備えた高級な機体で、海中での高周波溶接や切断、ダイナマイトのセッティングなどの危険な作業に従事している。安全限界深度は70m。

伸縮式のマニピュレーターの先端にはモニターが付いており、安全かつ精度の高い作業が行なう事ができる。肩部に大型のエアタンクを装備している割には活動時間は短めであり、機動性も高くない。簡易変型によって水の抵抗を軽減することが可能である。 漫画版では海上保安庁に導入されており、のりしおという愛称がつけられている。また、漫画版では映像作品中にはないコクピット内部の描写があり、最低2人乗れる描写がされている。

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AOL-43 編集

機体諸元
AOL-43
形式番号 AOL-43
製造 菱井重工業相模原製作所

菱井重工業相模原製作所が製造し、民間へと販売されている無人の水中作業用レイバーである。(形式番号:AOL-43)

劇中ではその形式番号のみが明らかにされるものの「イングラム」や「クラブマン」のようなペットネームが明らかになっていないため、本項では形式番号を唯一の正式名称として記した。資料によっては無人作業レイバーNTTレイバーなどと表記される事も多い。

淵山重工のノーチラス9800と同様に母船からの有線操縦によって操作されるタイプの無人機で、完全に水中での使用を前提として設計されているため、足に相当する部位はなく、作動肢は一対の作業用マニピュレーターを装備するのみである。機体後部の推進用のもののほかに、ボディ側面に姿勢制御用の可動式のスクリューを装備している。菱井の製品ではあるが、動力部にはOEM供給されたシャフト社製の超電導モーターが使用されている。 劇中ではNTTが購入し海底ケーブルの保守・点検用に使用していた。また、シャフト社製超電導モーターの駆動音を利用し、廃棄物13号おびき寄せる為の「餌」としても使われていた。

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フロッグマン 編集

機体諸元
フロッグマン
形式番号 M135
製造 菱川島造船呉工場
全高 7.12m
全幅 4.29m
本体重量 13.56t
全備重量 14.32t
最大起重 2.00t
装甲材質 超高張スチール
装備 多機能水中カメラ
バックパック式生命維持装置
水中用トーチ

菱川島造船呉工場製の水中作業用レイバーである。劇場版では「ゆうなみ」なる名称がつけられていた。(形式番号:M135)

主に海上保安庁が使用しており、HLクラスの巡視船に2機ずつ搭載され船舶救難活動に従事している。作業よりは調査・測量に重点を置いた設計された機体で、機動性はあまりよくないが、居住性や安全性の面で優秀なためユーザーの人気は高く、シードッグとシェアを二分している(「大変高価な機体であるため民間では測量会社が使っている程度でそれほど普及しているとはいえない」との記述もある)。他のレイバーと異なり関節にユニバーサルジョイントを採用しているほか、長時間の水中作業を可能とするために、エアタンクは内部の他に外部にも増設可能となっている。安全限界深度は50m。

TV版に登場した機体は海上保安庁が廃棄処分にしたものを特科車両二課整備班が修理したもので、その際に頭頂部のライトが外部スピーカーに改造されていた。

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ノーチラス9800 編集

機体諸元
SOV-9800
製造 淵山重工川崎工場
全高 2.45m
全幅 1.96~3.30m
本体重量 0.65t
全備重量 0.85t
装甲材質 強化スチール

淵山重工川崎工場製。(形式番号:SOV-9800)

母船からの指示を受けて動く、無人海中作業用レイバー。長時間潜水航行が可能である。海上保安庁に2機導入されている。 鯨にぶつけられた程度では壊れないといわれるほど頑丈らしい。

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シードッグ9900 編集

機体諸元
SOV-9900
製造 淵山重工横須賀工場
全高 6.30m
全幅 4.72m
本体重量 9.88t
全備重量 10.23t
最大起重 2.20t
装甲材質 FRM

淵山重工横須賀工場製。(形式番号:SOV-9900)一部資料ではシードックイエローサブマリンと呼ばれる。

脚部にジェット水流ユニットがあるため高機動。最大で30ノットで水中航行できる。母艦からのサプライ・ケーブルを接続する事により酸素・電源が供給され、市販の水中レイバー中最も長い活動時間を誇る。しかし、有線遠隔操縦型で無人のノーチラスとは異なり、こちらは有人型となった。劇場版第一作目およびTV版に登場。

SOV-9900S シービュウはこのシードッグの各部に幾つかの改修が加えられた物である。TV版に海上保安庁に配備された物などが登場している。

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サイレン 編集

機体諸元
サイレン
形式番号 TYPE SL-8
製造 SEE

SEE製。(形式番号:TYPE SL-8)

1999年度にヨーロッパで発表された当時の最新モデルで、日本国内にはシャフト・セキュリティー・サービスに所属する2機しか存在しない。劇中では輸入したばかりで試験運用も済んでいなかったこの機体をSEJ企画七課が借用し、東京湾に沈むグリフォンOSである「ASURA」の回収のため海底に潜るが、偶然にも海底に潜んでいた廃棄物13号に遭遇した際にエアチューブ及び動力パイプを損傷し回収不能となり、そのまま廃棄されてしまう。その後、13号はこのレイバーのカウルを引き剥がし、それを自分の「鎧」として利用するようになる。

後に『WXIII 機動警察パトレイバー』に登場した際、「セイレーン」としてリファインされた。 いずれもギリシャ神話に登場する海の怪物セイレーン(Seiren)を名の由来としている。英語ではサイレン (Siren)と発音・表記する。

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セイレーンII 編集

SEE製。セイレーンとも表記される。

水中での作業効率を上げるため両腕部に多目的マニピュレーターブロックを採用しており、背部に推進用のアクアジェットユニット2基、腹部脇に予備のバッテリーパックを装備している。東京湾上の備蓄基地内で使用されており、劇中では整備の為上半身のカウルを外し、懸架された状態で登場。今のところ全身像は描かれていない。

備蓄基地に現れた廃棄物13号(劇場版)が逃亡の際に偶然衝突し、そのまま海中に没した。漫画版のサイレン同様、13号はそれを回収し、上半身のカウルを自分の「鎧」として利用する。

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アケロン 編集

劇場版『WXIII 機動警察パトレイバー』に登場。SE製だが、どの国の支社で製造されたものかは不明。

国内でも民間に流通しており、水辺での作業に用いられる。両肩に水中行動用のポッド型推進器を装備する。有人タイプで、コクピットには耐水圧設計のウィンドウが用いられている。

劇中では城南島海浜公園近くに座礁した姿で登場。

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宇宙用レイバー 編集

いずも1号 編集

レイバー産業振興協会が薦める「いずも計画」によって誕生した実験機の第1号。コミック版に登場。宇宙まではスペースシャトルで打ち上げられる。2000年の元旦に行われた宇宙でのデモンストレーションに使用されたが、地球との通信や、マニピュレーターを動かす程度の機能しか持たない。

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いずも2号 編集

コミック版に登場。宇宙空間などの人間が作業できない場所用に開発された無人制御の実験機で、いずも1号で得たノウハウを基に開発された「いずも計画」の2号機。2001年3月からの本格的な計画始動を目標に開発が進められている。

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ハンドメイドレイバー 編集

レイバーX 編集

TV版および小説版に登場。TV版では元特車二課々長・祖父江が後藤に復讐する為に作り上げたレイバー。クラブマンや大将などのパーツが寄せ集められており、祖父江曰く「4つのレイバーの長所を生かした究極のレイバー」。武装にはサブマシンガンを装備し、デザインもそれなりによかったのだが、実際は見掛け倒しに過ぎず、後藤の目の前で10歩も歩けずに自壊してバラバラになってしまう。後藤に近づく度に(脚部が壊れて)身長が縮んでいく姿は何とも滑稽であった。後藤は接近してくるレイバーXを前に怯む事なく堂々とした態度でレイバーXを見上げて隊員の尊敬を集めるが、実は榊から事前に「10歩も歩けずに壊れる」と教えられていた。それを知った隊員達は「ずるっけー」と叫んでいる。 小説版では町のレイバー整備工場の親子がコツコツと作り上げたハンドメイドレイバー。搭載していたサバイバルゲーム用AIが暴走し、中に少女を乗せたままイングラムと対戦することになる。AI操作とはいえ性能は高くイングラムと互角に渡り合ったほど、またエア・マシンガン用のタンクに被弾すると大爆発を起こす危険もある。

テロレイバー 編集

  • TV版
テロリストが自作したハンドメイド機で、サングラスを思わせるカメラアイが特徴である。レイバーX同様、作業機の寄せ集めと思われるが外観からは使用機種を特定する事が出来ない。イングラムに匹敵するパワーと装甲を持つうえにシュノーケルを装備しており、水深5mまでなら水中活動を行う事が可能など、既存のレイバーとは一線を画す性能を誇る。手先も器用で時限爆弾を操作する事も可能であった。ジオフロント内部に潜伏して爆弾テロを行うも、地底空洞を掘りぬいてしまい、そこに潜んでいた怪物の怒りを買ってしまう。
  • 漫画版
企画7課がテログループ「地球防衛軍」に提供したレイバー。中古の機体の寄せ集めで大した性能ではないがグレネードランチャー風の爆弾射出機構と腕の部分が上下に分割する破砕機を装備していた。バビロンプロジェクトの管理施設を襲撃し警備会社のレイバー相手に善戦したが第一小隊のAVS-98には適わず中破。その後、応援に駆けつけた第2小隊太田機のライアットガンによって止めを刺された。

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警察車両 編集

97式レイバー指揮車 編集

篠原重工製。

指揮及び隊員の移動に使用される装甲車。一通りの指揮機能はそろっているが、レイバーと共に機動しつつ指示を出すような行動は困難で、通常は停車した状態で指揮を行う。主に第1小隊で使用されたが、漫画版と旧OVAでは第2小隊でも使用されている。なお漫画版のラストで第2小隊はそれまで使用していた97式レイバー指揮車から機種転換し、98式特型指揮車を使用している。

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98式特型指揮車 編集

機体諸元
98式特型指揮車
製造 四菱自動車
全長 3.45m
全幅 1.62m
車両重量 957kg
空虚時842kg
エンジン 水冷ガソリン
出力 80ps
最大速度 145km/h
装備 投光器
ラウンドスピーカー
MK47車載レーダー

四菱自動車製。

レイバーは特に後方の視界の確保が容易ではないため、それを補完し補佐役を務めるための装甲車。

指揮・バックアップ用電子機器や投光器、外部拡声器ウインチのほか、警視庁との情報通信設備が搭載され、現場と特車二課などとの中継にもあたる。小回りの効く小型バギータイプの運転座席は狭隘で、助手席には補助椅子程度の簡易装備しかなく、基本乗車定員は1名。センターコンソールにトランスファーレバーが無いため、フルタイム四輪駆動であると推測される。現場で必要とされる情報・指揮・機動の全機能を一人の乗員のもとに集約させるという思想で製作されているため、指揮担当者に負担はかかるものの現場での柔軟な対応が可能となっている。

新OVAの第15話「星から来た女」には夢の中の架空のものであるが、CLATに配備された多数のバリエーションが登場している。隊員の足としても使用される「戦闘指揮車」、ミサイルを装備した「CLAT戦闘車」、そして50mmカノン砲を装備した駆逐装甲車「Jagd-kampf-wagen “Hefz-hound”」(通称「猟犬」)の三種である。

本編中には画面を横切るだけでほとんど活躍しないが、特に「猟犬」は98式指揮車のシルエットはそのままに、旧ドイツ軍の軽駆逐戦車ヘッツァーを模したものとなっており、出渕裕の十八番ともいえる趣味全開(=脈略の無い独軍兵器からの意匠の引用)的デザインである。もともとの98式指揮車からしてヘッツァーの形に近い構成でまとめられているという指摘もあることから、ある意味で先祖がえりと言えなくも無い。

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98式特殊運搬車 編集

四菱製。

現場へのレイバーの輸送に使用される大型トレーラー(通称:レイバーキャリア)。元々は自衛隊の重量物運搬トレーラーだったものにレイバー用固定具や起動用機器を追加して使用している。

名称は警視庁制式のものだが、同型のレイパーキャリアは自衛隊や民間でも使用されている姿が見られる。

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99式大型特殊運搬車 編集

機体諸元
99式大型特殊運搬車
製造 四菱重工
全長 18.18m
全幅 5.45m
車両重量 13.520t
積載量 12.00t
エンジン 水冷ディーゼル
出力 450ps
最大速度 100km/h
装備 水上走行用フロート
波切り板

四菱重工製。

99式特型牽引車と99式多目的ハンガーを連結したもので、レイバー脚部への負担軽減・バッテリーの消耗抑制のため、現場までの運搬を行う大型トレーラー(通称:レイバーキャリア)。基本的にはレイバーを寝かせて格納・運搬するが、緊急性・危険性の高い事件であると判断された場合にはレイバーを荷台に座らせ、現場到着後即座に対応出来るようにして発進することがある。レイバー本体バックアップ用のコンピュータも搭載。仮眠用のベッドもあるなど「移動する拠点」的役割も担う。また、その大きさを活かし交差点等を塞ぐことで当該レイバーの逃走阻止にも一役買っている。渡河用フロート13器と波切り板を装備することである程度の水上移動も可能。

劇場版第1作においては車体両側面にフロートを取り付け、浮行によって方舟へと向かった。

漫画版にも登場しており、第一小隊がAVS-98を導入した際同時に98式レイバーキャリアに変わり配備されている。

最終話のラスト5ページにおいては第2小隊にも新たに配備されていることが見て取れる。

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ミニパト 編集

本田技研工業製。

出動の際に隊長が乗用し、指揮を執るためのミニパト。移動指揮所として使えるよう通信機材を強化してある。 ホンダ・トゥデイ(M-JW1型)を警察用に改装したもので、ターボチャージャーを搭載しており、ボンネット上にエアインテークを装備している。

機動警察パトレイバー 2 the Movie及びWXIII 機動警察パトレイバー ではオリジナルで架空の車両デザインが新に藤島康介によって起こされているが、おそらく先代と同系列のものなのか、それほど飛躍した未来的なものではない。

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自衛隊車両 編集

74式戦車改 編集

陸上自衛隊74式戦車を改修した架空の戦車。実車では74式戦車を改修した「74式戦車(G)」が存在するが、改修内容が違うため外見も大きく異なる。実車の詳細は74式戦車を参照。砲塔前半部と車体正面に爆発反応装甲(リアクティブ・アーマー)を、車体側面にサイドスカートを装着。IR(赤外線)サイトを搭載する等、射撃統制装置の換装も行われた。劇場版『機動警察パトレイバー 2 the Movie』に登場。

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1式装甲車 編集

陸上自衛隊所有の架空の歩兵戦闘車。車体の基本コンポーネンツを90式戦車から流用し、フロントエンジン化。89式装甲戦闘車より大型の重装甲車となっている。2001年に制式化された。35mm機関砲を搭載しているが近接戦闘重視のため対戦車ミサイルは装備していない。劇場版『機動警察パトレイバー 2 the Movie』に登場。

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2式装甲車 編集

陸上自衛隊所有の架空の偵察警戒用装甲車87式偵察警戒車の後継として99式指揮通信車をベースに開発された。8輪駆動で、プロペラ推進の浮航能力も持つ。砲塔には35mm機関砲を搭載し、砲塔上に対人警戒用レーダーを設置している。99式指揮通信車と同じく右側のみ側面ハッチがある。車体後部に6名乗車できる。劇場版『機動警察パトレイバー 2 the Movie』に登場。整備員の「コマツの2式もいるぞ!」との台詞から小松製作所(もしくはそのパロディ)による開発と思われる。

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99式指揮通信車 編集

陸上自衛隊所有の架空の指揮通信用装甲車。82式指揮通信車と異なり本格的な前線司令部機能を持つ8輪駆動の指揮統制車両。車体後部に大型の戦術ディスプレイやコンソールを搭載している。劇場版『機動警察パトレイバー 2 the Movie』等に登場。『WXIII 機動警察パトレイバー』にはこの車両をベースにした投光車も登場している。

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警察機 編集

SA366 編集

機体諸元
SA366
製造 アエロスパシアル
全長 13.15m
全幅 3.78m
全備重量 4.81t
最大速度 249km/h
上昇限度 4325m
航続距離 836km

警視庁の人員輸送用ヘリコプター。アエロスパシアル社製。通称:はやぶさ。名称が異なったりするが、消防庁が使用するものなど、同型機が劇中に幾度も登場しており、隠れた名脇役と言える。

劇場版第1作序盤の暴走レイバーと太田機との戦闘において空中から状況報告を行っている機体もこれと同型。

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自衛隊機 編集

C-4輸送機 編集

機体諸元
C-4輸送機
製造 河崎重工
全長 35.60m
全幅 38.52m
全高 14.20m
全備重量 53.00t
最大速度 920km/h
実用上昇限度 2990m(最大ペイロード時)
最大ペイロード 26020kg

航空自衛隊航空輸送団所属の架空の輸送機C-1輸送機の後継機で、ARL-99B(ヘルダイバー)の輸送・空中投下を主な任務とし、3機を搭載できる。河崎重工業製の最新鋭STOL輸送機で、1996年より配備されている。

機体後部には射出状況を確認するオペレーター席が存在する。

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ヘルハウンド 編集

機体諸元(データはアニメ版のもの)
ヘルハウンド
全長 15.76m
全幅 8.82m
全高 4.15m
重量 9.86t
最大速度 436km/h
実用上昇限度 6900m
航続距離 475.3km
装備 TOW・II対戦車ミサイル
ロケット弾
30mm機関砲(XM-310)
4銃身20mmガトリング砲

米軍、陸上自衛隊の架空の対戦車攻撃ヘリコプター。アニメシリーズに登場のものと、小説版に登場のものでは形式番号や開発経緯などの設定が異なる。

アニメ版 編集

AH-1Sの後継機種で1998年より配備開始。マクダネルダグラス社製。日本では河崎重工、四菱重工がライセンス生産を行っている。(形式番号:AFH-02B)

劇場版第二作目では、レイバーを差し置いてほぼ主役級の活躍を見せる。わずか3機の攻撃ヘリによって首都・東京が蹂躙され、都市機能を麻痺させるシーンは話題になり、首都の危機管理に疑問を投げかけることになった。そのため、各メディアなどでは同作品の為に描き起された機体と紹介されがちだが、それ以前に第一作目にて設定され、映画冒頭の夜間戦闘シーンに登場している。その他、テレビ、OVA、WXIIIなど、シリーズにたびたび登場している機体である。

なお、現実の陸上自衛隊の対戦車ヘリコプターAH-1Sの後継は、戦闘ヘリコプターAH-64Dと、別のもう1機種である(AH-Xを参照)。

小説版 編集

小説版『TOKYO WAR』に登場した機体。外観は各アニメ版に登場する機体と同じであるが、一部設定が改められている。(形式番号:AH-88)

AH-56 シャイアンの後継機として開発された架空の攻撃ヘリコプター。米軍とヒューズ社の共同開発の機体である。後に陸上自衛隊にも配備された。なお、現実ではAH-56ではなくAH-64 アパッチが米軍の正式採用ヘリとなっている。

巨大なスタブウィングにハードポイントを計6機装備。対戦車ミサイルロケット弾発射機を装備することができ、固定兵装は20mm3銃身ガトリングガン

劇中で柘植の指揮下の部隊が使用した機体は自衛隊のマーキングで偽装しているものの、もともと米軍が所有していたAH-88A2というモデルであったらしい。ただし、その外観に関しては日本で独自の改造が施されたAH-88Jと「軍事マニアに言わせれば微妙に違う」程度の違いしかない。なお、AH-88Jの発展型としてさらにAH-88J2が存在する。

日本では帯広の第五師団第一対戦車ヘリコプター隊、八戸の第三十八普通科連隊第二ヘリコプター隊、九州の目達原の第三対戦車ヘリコプター隊、そして富士の対戦車ヘリコプター教導隊に限られた数のAH-88Jが配備されているのみ。

  • グレイゴースト

AH-88J2の発展型として光学迷彩(液晶型)装備した機体。(形式番号:AH-88J2改)

陸上自衛隊技術研究本部により開発され、実験飛行中隊が運用試験、後に富士教導ヘリコプター団“グレイゴースト”中隊が部隊運用・戦技研究を担当していた。こちらはパイロットフィルム『LIVE ACTION MOVIE』に登場し、これを基に制作が企画されている実写版に登場予定。光学迷彩作動時の事故防止としてローターブレード末端が白く塗装されており、飛行中にこの塗装部分がリング状に見えることから、俗称として「天使の輪」とも呼ばれる。

押井守作品に登場するオリジナルデザインの攻撃ヘリコプターでは唯一の非双軸反転ローター。

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01-6RB-II 編集

機体諸元
01-6RB-II
製造 マクダネルダグラス
全長 7.32m
全幅 3.62m(機体軸)
全高 3.52m(センターボルトの可動ブーム含まず)
全備重量 2.08t
最大速度 318km/h
実用上昇限度 6220m
航続距離 495.2km

陸上自衛隊の架空の観測用ヘリコプターOH-6Dの後継機種。マクダネルダグラス社製(河崎重工、四菱重工がライセンス生産)。機体尾部に可動式の複合センサーアームを搭載しているのが特徴。

現実の陸上自衛隊の観測ヘリコプターOH-6Dの後継は純国産機のOH-1である。

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F-15<改> 編集

通称:イーグルプラス

航空自衛隊F-15J要撃戦闘機を改修した架空の戦闘機。おそらくNASAの実験機F-15S/MTDをモデルにしていると思われ、同機の基本的なコンセプトを下敷にステルス化などの要素がさらに盛り込まれている。

主翼などをレーダーで捕捉困難なステルス機能を有する形状にし、ジェットノズルも3次元推力偏向ノズル搭載、空対空ミサイルは半没式兵装ステーションにした。カナード翼を持つ3サーフェス機。劇場版第2作に登場する。

なお、実際のF-15S/MTDはその後F-15 ACTIVE、F-15 IFCSに名を改め、各種実験を継続中である。

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F-16J 編集

劇場版『機動警察パトレイバー 2 the Movie』に名前だけ登場。航空自衛隊F-1支援戦闘機の後継機種で、設定では1998年より配備されている。いわゆるF-2支援戦闘機だが、『パトレイバー2』を作品製作中は、まだ次期支援戦闘機 (FSX) として開発中だった為、この名称になった。

これとは別に、アメリカ空軍F-16戦闘機の改良型、「F-16<改>・ナイトファルコン」という架空の戦闘機が同作品に登場する。こちらはベクターノズルの採用とステルス性の向上を図った機体であり、映画オリジナルのデザインである。

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民間機 編集

SH-9500 編集

機体諸元
SH-9500
製造 篠原重工
全長 6.84m
全幅 3.82m
全高 4.67m
全備重量 3.38t
最大速度 220km/h
実用上昇限度 3470km
航続距離 562km
増槽付:823km

篠原重工製のヘリコプター。二重反転ローターを特徴とする。劇場版第1,2作目に登場。

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海上艦船 編集

しおかぜ 編集

特車2課整備班に配備されている高速哨戒艇。一体どうやってこのような装備の購入を本庁に認めさせたのか不明といういわく付きの船。整備班により違法改造が施されており、日頃は隊員たちの食料とするべくハゼ釣りに出動している。水上警察、海上保安庁の管轄や漁業権までをも完璧に無視しているらしい。湾岸地域における隊員の海上の足としても頻繁に使用されている。この「しおかぜ」はTV版のシップネームであるが、劇場版2、「ミニパト」にもそれぞれ同様の高速艇が登場するほか、劇場版1でもセリフ中で存在が確認できる。デザインはその都度起こされているためそれぞれ外観は異なる。「ミニパト」版には「げんじつときょこう丸」なるシップネームがついていた。(さらには、警視庁ならぬ「KC庁」のマーキングが施されていた。)小説版「TOKYO WAR」ではAH-88による特車二課棟襲撃の際に攻撃を受け沈没している。

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護衛艦 つるぎ 編集

劇場版第3作に登場。海上自衛隊の架空の護衛艦。水中用レイバー「りゅうじん」を搭載。

艦体は、むらさめ型護衛艦同様、ステルス性を意識した構造になっている。艦番号はDDL-181。

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潜水艇 編集

りゅうじん 編集

機体諸元
りゅうじん
形式番号 SV-1 Mk2
装備 スピーカーポッド
水中カメラ
照明弾
スモークディスチャージャー

りゅうじんは、映画WXIII 機動警察パトレイバー」に登場する、架空潜水艇海上自衛隊に配備されている。(形式番号:SV-1 Mk2)

掃海活動、対潜水艦作戦などを行う。実質的には水中用レイバーで、コックピットは複座式で操縦者と指揮官の2人乗り。尾部にシュラウド付きのポンプジェット推進機2基を備えるほか、機体各部に姿勢制御用スラスターを持ち、水中を高速移動することが可能である。ただし、高速移動する場合は内蔵の探知装置が使用不可能となるため、母艦や司令センターからのサポートが必要となる。機体下部左右にそれぞれ大型と精密の2基のマニピュレーターを装備している。頭部に相当する部位には陸上自衛隊のラーダーとほぼ同型と思われるセンサーパーツが使用されているのが特徴。出撃時にはこの頭部のフェイスカバーを閉じた状態で護衛艦に搭載されて現場まで移動する。 劇中「武器使用許可を・・・」というセリフがあることから、何らかの武装も装備されている模様である。

なお、形式番号は「Submerged mobile Vehicie type1 Mark2」の略である。

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脚注 編集

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外部リンク 編集

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